Vol8.成都東中

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土と水ホールディングス Webマガジン

 
Vol.8 成都東中防災減災環境技術有限公司(中華人民共和国 成都市)
・成都東中について


 2013年から中国・成都市にて、防災・減災と環境保全に関する業務を行う会社です。
 


・成都東中の活動について


 中央開発株式会社は、2008年(平成20年)の四川大地震をきっかけとして中国研究機関との共同研究や技術交流を開始しました。中央開発株式会社の全額出資による中国現地法人として2013年1月に四川省成都市に設立された成都東中環境防災減災技術有限公司(成都東中)は、お陰様で10年目を無事迎えることが出来ました。
 成都東中の設立後、①中国国土資源部の関係分野、②中国鉄道沿線の危険斜面、③中国科学研究機関との共同研究、④大学の関係機関のお客様に提案した技術をこれまでに幅広くご利用頂いています。
 これまで実施してきた業務成果をもとに、さらに成都東中の社訓【イノベーション/コラボレーション/貢献/邁進】を念頭に、これからもお客様のニーズに応えたいので、引き続きよろしくお願いします。
 


 
・土砂災害監視・早期警報システム


 地理情報GISをベースにして開発した遠隔監視早期警報システムです。
 このシステムは、日本・中国・オーストラリア・ブータン・パキスタン・ブラジルで稼働中で、住民方々のいのちを見守っています。
 


・微動震動センサー「震介」


 中国研究機関と共同で列車通過時の振動を測定し、橋梁橋脚の安全性を評価しています。
 


・日本と中国の架け橋として
 ~JICAの2021年度科技部日中連携事業」に参画しています~


 南水北調水利プロジェクトの水源地「湖北省丹江口市」で、長江水利委員会長江科学院との技術交流会の様子
 
 科技部日中連携事業とは:独立行政法人国際協力機構(JICA)が中華人民共和国科学技術部(「科技部」と略す)と協力し、日系企業と中国側パートナー(研究機関や大学など)をマッチングさせることで実証試験の実施などを通じて産業化を目指すことを目的とするものです。
 成都東中は、長江流域の斜面防災を対象にしたもので、中国長江水利委員会長江科学院、長安大学と中央開発との共同研究事業を中央開発の指導の下で参加しています。