Vol6.西部ポンプ機工

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土と水ホールディングス Webマガジン

 
Vol.6 西部ポンプ機工株式会社(福岡県大野城市)
・社長よりご挨拶


 私たちの会社は“土と水”と共に生きる排水・揚水の特殊技術で社会に貢献している会社です。特に地下の自由水の水位低下、被圧水の減圧及び地下水位低下による土木建築工事の簡素化を目的とした地下水位低下工法(ウェルポイント工法・ディープウェル工法)を主体とした工事を行っています。九州全県・沖縄・中四国地区をエリアとし、“土と水”と共に生きるオンリーワン企業を追及しております。

代表取締役 後藤 敏男

・"土と水"と共に生きるオンリーワン企業を目指して


 福岡市の南に隣接する大野城市。博多・福岡空港にもほど近く、令和ゆかりの地として話題となった大宰府を結ぶ交通の要所として繁栄してきた地に西部ポンプ機工の本社はあります。1981年の設立以来、ポンプ類を主体とした排水・揚水設備の数少ない専門業者として発展してきました。現場の地層・地下水の条件は一つ一つ異なり、工事着工後に事前の予想とは異なる事態になる事も珍しくありません。相手は“土と水”ましてや“地下水”。そのたびに40有余年で培った技術力や知識、豊富な経験をもとに乗り越えて来ました。これからも“技術をもって社会に貢献する”という社是のもと、社員一丸となって挑戦し続けます。
 


 
・ディープウェル工法って何?

井戸用鋼管を挿入する様子です。大規模な地下工事の際は、長さ30mにおよぶこともあります。


 大規模建築工事では、地下深く基礎を埋め込むために事前に地層調査が行われます。その際、判明した地下水の水位を下げるため「ディープウェル工法」が取り入れられます。
すごく簡単に説明しますと、“井戸”を想像してみてください。水位を下げたい敷地に穴を掘り、井戸用鋼管を設置します。その井戸内に流入した地下水を水中ポンプで汲み上げ、井戸周辺の地下水位を低下させる工法です。
 では、何メートル掘るのか?何本井戸が必要か?現場状況は様々です。地層、構造物の根切り深さ、山留計画等の条件により設計・計画を行います。現場にあわせた井戸用鋼管はオーダーメイド。設計・製作・施工まで自社で行えるのが当社の強みです。“土と水に関する相談なら、西部ポンプへ”、お客様からそういった信頼を得られるような企業が目標です。他にも色々な工法や技術があります。詳しくは、弊社ホームページをご覧下さい。
 

・1年の始まりは"進発式"にあり

 毎年 4月に全社員集合し、“進発式”を開催します。「開かれた経営」「全員参加の会社」の理念のもと、社長より 1年間の売上げ・利益目標が発表されます。経営に関する数字をオープンにすることで従業員のモチベーション向上にもつながっています。また、営業部員は、各人の売上げ目標を、工事部員は「無事故・無災害」「現場でのクレームゼロ」「ダイエットをする!」など、それぞれの職務に応じた目標を発表し、新年度の目標達成を全員で誓います。
 ここ数年、九州地方は、各地の大型開発で活気づいています。まずは“安全第一”を念頭に、お客様の多様なニーズに迅速かつ的確に応え、地域の生活・社会の発展に貢献していけるよう、社員一同邁進してまいります!!